結婚したときの内祝い(お返し)はどうする!徹底調査

結婚式や入籍をしたときに、多くの人が最初につまずくのが「結婚内祝いをどうするか」というテーマです。結婚祝いをいただいたら、何を、いくらくらいで、どのタイミングでお返しすべきなのか。さらに、最近は内祝いもネット注文やカタログギフトが主流になってきており、地域の慣習や親世代の考え方とズレることもあります。この記事では、結婚内祝いの基本マナーや金額の相場はもちろん、「物を返す」だけでなく「写真や体験で感謝を伝える」今っぽい内祝いの形まで丁寧に解説していきます。最後には東京・沖縄エリアでフォトウェディングやセルフ写真館を展開しているフォトスタジオi.s.の活用アイデアも紹介しますので、内祝いをちょっとおしゃれに、思い出として残る形にしたい方は参考にしてください。

目次

結婚内祝いの基礎知識

まずは一番大事なところから整理しましょう。結婚内祝いは「お祝いをもらったお礼として贈るもの」ですが、実は地域や家の考え方によってルールが微妙に違います。インターネットで検索すると「半返しが基本」「3分の1でもいい」「親には返さなくていい場合もある」といろいろ出てきて、どれが正解なのか迷ってしまうはずです。ここでは、一般的に押さえておけば失礼にならないラインをまとめます。

結婚内祝いとは?

結婚内祝いは、本来は「結婚という喜びを分かち合うために贈る品物」を指していました。つまり、誰かからお祝いをもらったから返す、というよりも「良いことがあったので身内に配る」という考え方がベースです。ただし現在では、結婚祝い・ご祝儀・プレゼントなどをいただいたあとに、お礼として贈る「返しギフト」という意味で使われることがほとんどです。この記事でもこの現代的な意味での「結婚内祝い」を解説していきます。

内祝いの必要性とは

「披露宴に呼んだ人には引き出物を渡したから、もう内祝いは不要では?」と思う方もいます。たしかに、結婚式に出席してご祝儀を包んでくれた方には、基本的に引き出物が内祝いの役割も兼ねています。ですが、以下のようなケースでは別途内祝いを用意するのがマナーとされています。

  • 結婚式には出ていないのに、お祝いだけ送ってくれた親戚・友人がいる場合
  • 職場の部署から連名で高額なお祝いをもらった場合
  • ご両親・祖父母などからまとまった金額の援助を受けた場合
  • 挙式後・入籍後に個別でプレゼントをもらった場合

こうしたケースでは「ありがとう」という気持ちを形で返す必要があります。最近はオンラインでのし紙や表書きをつけて注文できるショップも多いので、忙しい時期でも対応しやすいです。

内祝いの一般的な相場と金額

金額の目安としてよく言われるのが「半返し(もらった金額の半分)」「3分の1返し(もらった金額の3分の1)」です。結婚内祝いの場合は、半額〜3分の1が一般的と覚えておけばまず失敗しません。たとえば以下のようなイメージです。

  • 1万円のお祝いをもらった → 3,000〜5,000円程度の内祝い
  • 3万円のご祝儀をもらった → 1万円前後の内祝い
  • 5万円以上の高額祝いをもらった → 1万5,000〜2万5,000円程度で調整

ただし、両親や祖父母といった身内からの高額援助は「返さなくてよい」とされることも多いので、ここは自分たちの親に一度確認しておくと安心です。「親には物を返すより、結婚写真を送ってあげる」「名前入りの内祝だけ渡す」といったアレンジができるのもこの領域です。

結婚内祝いの贈り物の選び方

次に「何を贈るか」です。ここが一番悩ましいところですが、コツは「相手が自分で消費できるもの」か「日用品として残せるもの」に分けて考えることです。さらに最近は「体験を贈る」「写真や動画で感謝を伝える」という選び方も人気になっています。ギフトの種類ごとのポイントを見ていきましょう。

受け取る相手によるギフトの選択

相手によって喜ばれるギフトは大きく異なります。以下を参考にしてみてください。

  • 親・親戚・目上の人:上質なタオル、ブランド食器、上品な和菓子、名入れの品物
  • 友人:人気スイーツ、コーヒーや紅茶のセット、コスメやバスグッズ
  • 職場・上司:落ち着いたグルメ、佃煮・調味料・お米などの食品、カタログギフト
  • 同僚・連名のお返し:予算を分けやすいカタログ、価格帯が整っているギフトセット
  • 小さな子どもがいる家庭:ベビーやキッズが使えるタオル・食器・お菓子詰め合わせ

「何が好きかわからない」というときは、最初から価格帯を決めたカタログギフトにしておけば間違いがありません。特に結婚内祝いは複数件に送ることが多く、同じオンラインショップでまとめて注文でき、のし紙やメッセージカードも無料でつけられるところを選ぶとかなり楽です。

人気の内祝いアイテムランキング

最近の結婚内祝いでは、次のようなアイテムがよく選ばれています。

  • 1位:カタログギフト(食品・ファッション・生活雑貨などチョイスできる)
  • 2位:スイーツギフト(焼き菓子、バウムクーヘン、ブランド洋菓子、和菓子)
  • 3位:高品質タオル・バスアイテム(今治タオルなどブランド品)
  • 4位:グルメ・惣菜・お米・調味料セット(家族全員で消費できる)
  • 5位:ペア食器・キッチン用アイテム(新生活を連想できる)

特にカタログギフトは、相手の好みがわからないときの万能選手です。「カタログは味気ないかも…」と感じるなら、夫婦の写真や挙式の様子がわかるミニカードを一緒に入れておくと、一気に“あなたからの内祝い”という温度が出ます。この部分で後ほど紹介する「写真スタジオで撮った写真をカード化する」方法が活きてきます。

ギフトセットやカタログギフトの魅力

ギフトセットやカタログの魅力は「相手に選ばせられること」と「価格がわかりやすいこと」です。結婚内祝いはどうしても金額感を見られやすいため、3,000円・5,000円・10,000円と価格帯でそろえられるアイテムはとても使いやすいです。また、最近のカタログはスイーツだけ・グルメだけ・キッズだけなどテーマが細かく分かれていて、お祝いの内容に合わせたチョイスがしやすくなっています。

内祝いのマナーと注意点

どんなに素敵なギフトでも、のし紙や表書き、送る時期がずれていると、相手によっては「非常識」と感じることもあります。ここでは最低限守っておきたいマナーをまとめます。特に目上の方や親戚への内祝いは慎重に進めましょう。

内祝いの表書き・水引の意味

結婚の内祝いには「紅白の結び切り」の水引を使います。これは「結婚は一度きりのお祝い」という意味があるからです。表書きは「内祝」または「結婚内祝」とし、下には夫婦の名前を連名で入れます。のし紙に名前を入れるときは、入籍後の姓にそろえるのが一般的です。オンライン注文の場合も、入力フォームで表書きや名前が指定できるショップを選びましょう。

マナーを守った内祝いの贈り方

贈るタイミングの基本は「お祝いをいただいてから1か月以内」です。結婚式後の場合は、式から1〜2か月以内に届くようにするのが目安です。直接会える場合は手渡しでも良いですし、遠方の親戚や職場の方には配送でも失礼になりません。配送の場合は、メッセージカードやお礼状を同封して「なぜこの品にしたのか」「お礼の気持ち」を明確に伝えると印象が良くなります。

友人や親戚への内祝いの違い

友人の場合は、少しカジュアルでおしゃれなギフトを選んでもOKです。たとえば、人気ブランドの洋菓子セットや、SNS映えするスイーツ、コスメ系ギフト、バスグッズなど。親戚や会社関係は、万人受け・長く残る・食べてなくなる、のどれかを意識して選ぶと安心です。地域の習慣によっては「同額で返すのが礼儀」という考えが残っているところもあるので、心配なときは両親に確認しておきましょう。

3000円以内で選べる内祝いアイテム

結婚内祝いは金額がバラバラになりがちで、「この人には3,000円、この人には5,000円」と細かく分ける場面が必ず出てきます。そんなときに3,000円以内のラインナップを知っておくととても便利です。特に職場や友人グループ、同僚へのお返しはこの価格帯が多いです。

3000円台の人気スイーツ特集

3,000円前後で喜ばれるのはやはりスイーツです。洋菓子ならフィナンシェやクッキー、マカロン、バウムクーヘン。和菓子なら最中・どら焼き・小分けの羊羹など、配りやすく日持ちするものが選ばれます。ブランドがわかる箱入りのものなら、価格以上に見えて内祝いらしくなります。

ハイセンスな内祝いギフト選び

「普通のお菓子だとちょっと味気ないな…」というときは、バスソルトやハンドクリームなどのケア系、キッチン用のおしゃれ洗剤、リビング雑貨を選んでみましょう。最近はオンラインストアで結婚用ののしやメッセージカードを無料でつけられるので、3,000円以内でもしっかりした印象になります。

予算に応じた内祝いアイテムの提案

  • 〜2,000円:紅茶・コーヒーセット、焼き菓子、タオル1枚
  • 〜3,000円:ブランドスイーツ、今治タオルのセット、プチカタログギフト
  • 〜5,000円:グルメカタログ、ペア食器、地域名産品のセット

送料も含めて考えたい場合は、まとめ買いで送料無料になるショップを選ぶと全体のコストを抑えられます。

内祝いのメッセージカードの書き方

内祝いは「品物を送ること」そのものより「どういう気持ちで送ったか」を伝えることが大切です。特に結婚は節目の出来事なので、結婚式の様子や新生活のことを少し添えると、相手も近況がわかって喜んでくれます。ここでは使いやすい文例を紹介します。

お礼と祝福のメッセージ例文

「このたびは私たちの結婚にあたり、お心のこもったお祝いをいただきありがとうございました。ささやかではございますが、内祝いの品をお贈りいたします。今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。」 フォーマルな相手にはこのような形にしておけば安心です。

親しい相手へのカジュアルなメッセージ

「お祝いありがとう!無事に結婚式も終わって、新生活を楽しんでます。感謝の気持ちを込めて、好きそうなものを選んだので楽しんでね!」 友人の場合は写真を1枚添えておくとさらに喜ばれます。ここで「フォトスタジオで撮った写真をメッセージカードにして一緒に送る」という方法も使えます。物を送るだけでなく“どんな結婚だったのか”が伝わるので、距離がぐっと縮まります。

目上の人への丁寧なカードの書き方

「このたびは結婚に際しまして、ご丁寧なお祝いを賜り誠にありがとうございました。おかげさまで新生活をスタートすることができました。心ばかりではございますが内祝いの品をお贈りいたします。今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」 ポイントは「おかげさまで」「今後とも」という言い回しを入れておくことです。

内祝いお菓子のおすすめとランキング

「結婚内祝い=お菓子」は今も強いです。家族みんなで分けられる、置き場所を取らない、賞味期限が読みやすいという点でとても使いやすいからです。和菓子と洋菓子、どちらを選ぶのが正解なのかも見ておきましょう。

和菓子と洋菓子、どちらを選ぶ?

年配の親戚・お世話になった方には和菓子が無難です。反対に友人や同世代には洋菓子や焼き菓子が人気です。社員全員で食べるような職場宛てなら、個包装で日持ちするものを選んでおけば安心です。

人気のフレーバーやブランド

洋菓子ならバターの香りがしっかりしたフィナンシェやマドレーヌ、チョコやナッツ系の焼き菓子、季節限定のフレーバーが人気です。ブランドでいうとゴディバ、アンリ・シャルパンティエ、ヨックモックなどがよく選ばれています。和菓子なら最中・どら焼き・羊羹・かりんとう詰め合わせなどが定番です。

自分で選べるカタログギフトの利点

お菓子でも好みが分かれそうな場合は、スイーツ専用のカタログギフトにしてしまうのが一番スマートです。オンラインで注文でき、相手に直接配達できるので、新婚でバタバタしている時期でも対応しやすいです。のし紙・表書きも注文時に指定できるショップが多いです。

時期に応じた内祝いの送るタイミング

「いつ送るか」もとても大事です。遅すぎると「忘れられているのかな」と思われますし、早すぎても「準備してたの?」と感じさせてしまうこともあります。結婚の場合は、結婚式・入籍・新居引っ越しなどイベントが連続するので、一度スケジュールを整理してから送るときれいです。

結婚式後の最適な時期

結婚式・披露宴を行った場合は、1か月以内、遅くても2か月以内に届くよう手配します。引き出物でカバーできている人には送らず、欠席したのにお祝いだけくれた人・後日ご祝儀を送ってくれた人を優先しましょう。

出産祝いと結婚祝いの兼用時期

結婚と出産の時期が近いと、内祝いも重なって大変です。この場合は「内祝」としてまとめて贈ることも可能です。ベビー用品のカタログや、ファミリーで楽しめる食品セットなど、どちらのお祝いにも使えそうなアイテムを選ぶと違和感がありません。

特に忙しい時期の対応策

新居の準備・手続き・挙式の後処理でとにかく忙しい時期は、オンラインショップで一括注文して配送にしてしまいましょう。住所入力や名入れもフォームに沿って入力するだけなので、店舗に行く時間がない人には助かります。

内祝いに必要なアイテムのリスト

ここまで読んで「何をどれだけ買えばいいのか」がイメージできてきたと思います。最後に、実際に用意しておくと便利なアイテムをまとめます。まとめ買いしておくと、後から「追加でお祝いをもらった」ケースにも対応しやすいです。

定番のタオルや食器

今治タオルやブランド食器は、どの世代にも対応できる万能アイテムです。タオルは価格帯も幅広く、のし紙もかけやすいので、結婚内祝いではよく選ばれます。

ベビーグッズやキッズ向けギフト

お相手に子どもがいる場合は、キッズ向けアイテムにすると喜ばれます。お菓子と組み合わせて「お子さんにもどうぞ」とひとこと添えると、心遣いが伝わります。

引き出物との組み合わせ例

すでに引き出物で食器を贈っているなら、内祝いでは食品・スイーツ・洗剤・雑貨など「消えもの」を選んでバランスをとりましょう。逆に引き出物が食品系だったなら、内祝いでちょっと良いタオルにすると「ちゃんとしたお返し」の感じが出ます。

内祝いの返しについての考え方

最後に、内祝いの「返し方」の考え方をまとめます。結婚内祝いは、親世代・地域・職場によって考え方が違うので、あまり神経質になりすぎず「相手に失礼がないか」を基準に決めると良いです。お金だけが答えではなく、写真や動画での報告も現代的な“内祝いの一種”として受け入れられています。

半返しや3分の1返しとは?

半返しはもらった金額の約半分、3分の1返しは約3分の1を返す考え方です。結婚はお祝いの性質が強いので、3分の1返しでも失礼にはあたりません。むしろ親戚の中には「そんなに返さなくていいよ」と言う人も多いため、無理に高額なものを送るよりも、あなたらしいギフト+お礼の言葉の方が喜ばれます。

ご祝儀との関係性

披露宴に出席した人には引き出物で十分ですが、欠席した人・後日ご祝儀だけ送ってくれた人には必ず内祝いを返しましょう。返しておくことで、今後のお付き合いがスムーズになります。

返しのアイデアと配送方法

配送する場合は、日時指定やのし紙の指定ができるオンラインショップを使うと楽です。ギフトセット・カタログ・スイーツなどから予算別にまとめて注文できるショップだと、入力作業も一気に終わります。最近は、メッセージカードに結婚写真を印刷したり、QRコードでフォトアルバムを見られるようにしたりといった“デジタル内祝い”も増えてきました。ここで、写真のクオリティが高いと一気に印象が上がります。

ここまで「物を返す」内祝いを中心に話してきましたが、実はもうひとつ、とても伝わりやすいお返しの形があります。それが「ふたりの姿をちゃんと写真に残して、それを届ける」ことです。結婚式に呼べなかった親戚や、遠方で会えない祖父母、職場の上司などには、物よりも「元気でやっている様子」を見せるほうが喜ばれることもあります。

例えばフォトスタジオi.s.のように、フォトウェディングやセルフ写真館をやっているスタジオで写真を撮り、そこから内祝い用の写真カードやミニアルバムを作れば、「お祝いをいただいたので、きちんと夫婦になりました」という報告がとても自然にできます。東京・沖縄エリアであれば、結婚式をしなかったカップルでも、衣装を着て写真だけ撮って、その写真を内祝いと一緒に送ることができます。これは「お金で測れないお返し」なので、半返しよりも記憶に残るお礼になります。

最後に

物でお返しするのももちろん大切ですが、「写真という形で報告する」「撮影体験そのものをプレゼントにする」という発想も持っておくと、結婚内祝いの幅は一気に広がります。興味があればフォトスタジオi.s.のサイトで、フォトウェディングやセルフ写真館のプランを見てみてください。撮影したデータを使ってメッセージカードにしたり、オンラインアルバムにしてお祝いしてくれた人にシェアしたりと、内祝いと写真を組み合わせた“今っぽいお礼のしかた”ができます。

シェアボタン
  • URLをコピーしました!
目次